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契約・法務のAIプロンプト集

業務委託契約や秘密保持契約のたたき台づくり、契約書のリスク条項チェック、利用規約の下書きなど、法務まわりの作業をAIで下書きするためのプロンプト集。最終確認は必ず人が行う前提です。

6件のプロンプト

業務委託契約書のリスク条項チェック

受け取った業務委託契約書を読み込ませ、受注者(請け負う側)に不利な条項や、抜けている重要条項を洗い出します。

プロンプト

あなたは契約実務に詳しいアシスタントです。次の業務委託契約書を、受注者(業務を請け負う側)の立場で点検してください。

# 点検する観点
- 受注者に一方的に不利な条項(過大な損害賠償、無償の修正対応、一方的な解除権など)
- 報酬・支払条件のあいまいさ(支払期日、検収の基準、追加作業の扱い)
- 知的財産権・成果物の権利の帰属
- 抜けている、または追加した方がよい重要条項

# 出力形式
観点ごとに「該当箇所」「リスクの内容」「修正・確認の提案」を箇条書きで示してください。
最後に、特に優先して交渉・確認すべき点を3つにまとめてください。

# 対象の契約書
【契約書の本文】

使い方

  1. 1上のプロンプトを対話型AIに貼り付ける
  2. 2【契約書の本文】を実際の契約書テキストに置き換える
  3. 3出力されたリスク一覧を、交渉や専門家相談の材料にする

想定される出力

不利な条項・あいまいな条件・権利帰属の問題などが観点ごとに整理され、最後に優先交渉ポイントが3点示されます。

推奨するAI

長文の読解に強い対話型AI(Claude・ChatGPT・Gemini など)

AIの指摘は気づきのきっかけです。契約の最終判断は弁護士などの専門家に確認してください。契約書に取引先名や金額が含まれる場合は、固有名詞を伏せるか、入力を学習に使わない法人向けプランで扱ってください。

秘密保持契約(NDA)のたたき台作成

取引や打ち合わせの前に結ぶ秘密保持契約のたたき台を、自社の状況に合わせて作成させます。

プロンプト

あなたは契約書作成を補助するアシスタントです。次の前提で、秘密保持契約書(NDA)のたたき台を作成してください。

# 前提
- 当社(開示者/受領者の別):【自社の立場(情報を出す側 / 受け取る側 / 双方)】
- 相手先:【相手先の種別(法人 / 個人事業主)】
- 目的:【秘密情報をやり取りする目的】
- 秘密保持の期間:【契約終了後に秘密を守る年数】

# 条件
- 一般的な業務委託・協業の場面で通用する標準的な構成にする
- 秘密情報の定義、例外、目的外利用の禁止、返還・破棄、有効期間、損害賠償、管轄を含める
- 専門的すぎる表現は避け、中小企業でも理解できる文面にする

# 出力形式
契約書の体裁で、条文番号付きで出力してください。

使い方

  1. 1上のプロンプトの【】部分を自社の状況に置き換える
  2. 2対話型AIに貼り付けて、たたき台を生成する
  3. 3出力された条文を確認し、必要に応じて専門家のチェックを受ける

想定される出力

条文番号付きの秘密保持契約書のたたき台が、指定した前提を反映した形で出力されます。

推奨するAI

文章作成に強い対話型AI(Claude・ChatGPT・Gemini など)

AIが生成した契約書はあくまでたたき台です。実際に締結する前に、内容が自社の取引実態に合っているかを確認し、重要な契約は専門家のレビューを受けてください。

取引先から届いた契約書を平易な言葉に要約

専門用語の多い契約書を、要点だけ平易な日本語に要約させ、内容を素早く把握します。

プロンプト

次の契約書を、専門知識のない人にも分かるように要約してください。

# 出力してほしい内容
- この契約で「自社が負う義務」を箇条書きで
- この契約で「自社が受け取る権利」を箇条書きで
- お金に関する条件(金額・支払時期・条件)
- 期間と、途中でやめるときの条件
- 特に注意した方がよい点

専門用語が出てきたら、かっこ書きで平易な言い換えを添えてください。

# 対象の契約書
【契約書の本文】

使い方

  1. 1上のプロンプトを対話型AIに貼り付ける
  2. 2【契約書の本文】を実際の契約書テキストに置き換える
  3. 3要約で全体像をつかんでから、原文の該当箇所を読み込む

想定される出力

義務・権利・お金の条件・期間・注意点が、平易な言葉の箇条書きで整理されて出力されます。

推奨するAI

長文の読解に強い対話型AI(Claude・ChatGPT・Gemini など)

要約はあくまで概要把握のためのものです。実際の判断や署名は、原文と専門家の確認にもとづいて行ってください。

契約書の改訂版で「何が変わったか」を要約

旧版と新版の契約書を比較させ、変更点と、その変更が自社にとって有利か不利かを整理します。

プロンプト

次に「旧版」と「新版」の契約書を貼り付けます。両者を比較し、変更点を整理してください。

# 出力形式
変更箇所ごとに、以下を表で示してください。
- 変更された条項
- 旧版の内容
- 新版の内容
- その変更は自社にとって有利か・不利か・中立か(理由も簡潔に)

最後に、新版で受け入れる前に確認・交渉すべき変更を挙げてください。

# 旧版
【旧版の契約書の本文】

# 新版
【新版の契約書の本文】

使い方

  1. 1上のプロンプトを対話型AIに貼り付ける
  2. 2旧版・新版それぞれの契約書テキストに置き換える
  3. 3有利・不利の判定を確認し、交渉・差し戻しの材料にする

想定される出力

変更点が表で整理され、各変更の有利・不利の評価と、確認すべき点が示されます。

推奨するAI

長文の比較に強い対話型AI(Claude・ChatGPT・Gemini など)

有利・不利の判定はAIの推定です。重要な変更は、原文と専門家の確認をあわせて行ってください。

請求・支払条件の条文を点検

契約書の支払い関連の条文を点検させ、入金が遅れたり取りはぐれたりするリスクを洗い出します。

プロンプト

あなたは取引の与信・回収に詳しいアシスタントです。次の契約書から、報酬・請求・支払いに関する条件を抜き出して点検してください。

# 点検する観点
- 支払期日が明確か(「検収後」など、起算点があいまいでないか)
- 検収の基準・期限が定められているか
- 支払いが遅れた場合の遅延損害金の定めがあるか
- 追加作業・仕様変更が発生したときの費用の扱い
- 相殺や支払留保など、入金額が減りうる条項の有無

# 出力形式
観点ごとに「現状の記載」「リスク」「望ましい修正案」を示してください。

# 対象の契約書
【契約書の本文】

使い方

  1. 1上のプロンプトを対話型AIに貼り付ける
  2. 2【契約書の本文】を実際の契約書テキストに置き換える
  3. 3指摘された支払リスクを、契約交渉や条件確認に活かす

想定される出力

支払期日・検収・遅延損害金などの観点ごとに、現状のリスクと修正案が整理されて出力されます。

推奨するAI

長文の読解に強い対話型AI(Claude・ChatGPT・Gemini など)

入金トラブルの予防には、契約条件の確認に加え、取引先の信用状況の把握も重要です。重要な契約は専門家にも相談してください。

プライバシーポリシーの記載漏れチェック

自社サイトのプライバシーポリシーを点検させ、記載が不足している項目を洗い出します。

プロンプト

あなたは個人情報の取り扱いに詳しいアシスタントです。次のプライバシーポリシーを点検し、記載が不足している項目を指摘してください。

# 当サイトの状況
- サイトの種類:【コーポレートサイト / ブログ / ECサイト など】
- 使っているもの:【アクセス解析・広告タグ・問い合わせフォーム・会員登録 など、当てはまるもの】

# 点検する観点
- 取得する個人情報の種類と、その利用目的
- 第三者提供・外部送信(アクセス解析や広告など)の説明
- 安全管理・問い合わせ窓口の記載
- 状況(上記)に対して書かれているべきなのに抜けている項目

# 出力形式
「記載あり」「記載が不十分」「記載なし」に分類し、不足分には追記すべき文例を添えてください。

# 現在のプライバシーポリシー
【プライバシーポリシーの本文】

使い方

  1. 1上のプロンプトの【】に自社サイトの状況とポリシー本文を入れる
  2. 2対話型AIに貼り付けて点検結果を得る
  3. 3不足項目を、自社の実態に合わせて追記する

想定される出力

記載の有無が分類され、不足している項目には追記用の文例が添えられて出力されます。

推奨するAI

対話型AI(Claude・ChatGPT・Gemini など)

法令の解釈は事業内容によって変わります。点検結果は下書きとして使い、必要に応じて専門家に確認してください。

出力は必ず人が確認してください。AIに任せてよい業務の見極め方は業務をどこまで自動化していいかで解説しています。

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